四〇○年 時空の旅人
(Joy since 04.01.2003)
歌舞伎発祥400年。阿国は当時最先端の変わり者、つまり“傾(かぶ)き者”だったのに、今では伝統芸能なんて骨董品めいた響きに敬遠されがちな歌舞伎。とはいうものの江戸時代から生きてる役者がいるわけじゃなし。80歳超のベテランもいるが平成生まれの子供まで幅広い年齢層の現代人が演じてるんだもの。コンビニに携帯電話の普通の生活から江戸の暮らしへと、自在に行き来し変身する歌舞伎役者はまるで時の旅人のよう。そんな旅をちょっとのぞいてみよう。旅人のひとり、坂東弥十郎さんに根掘り葉掘り。(Joy)

No.8 弥十郎さんインタビュー第四弾 (2005.09.04)
・納涼歌舞伎 「法界坊」について
・五月歌舞伎座 中村勘三郎襲名披露興行 千穐楽について
・納涼歌舞伎 第二部のこと
No.7 弥十郎さんインタビュー第三弾 (2005.04.19)
No.6 【特集】十八代目 中村勘三郎襲名披露 (2005.04.19)

No.5 野田さんの新作歌舞伎 (2003.09.24)
No.4 6月は渋谷へ歌舞伎の出前。 (2003.07.01)
No.3 【特集】歌舞伎鑑賞教室ってどんな教室? (2003.05.05)
No.2 歌舞伎はジャンルか劇団か!? (2003.04.02)
No.1 新作歌舞伎は稽古するの!? (2003.04.01)
■プロフィール:

初代 坂東弥十郎(ばんどうやじゅうろう) 屋号/大和屋

坂東弥十郎 2005.3.20 昭和31年5月10日、初世・坂東好太郎の三男として東京に生まれる。昭和48年5月、歌舞伎座「奴道成寺」の所化・観念坊で初舞台。53年2月、新橋演舞場「文七元結」の鳶頭で名代昇進。

58年から15年間在籍した市川猿之助門下では一門の若手で構成する21世紀歌舞伎組の中心メンバーとして活躍するほか、一連のスーパー歌舞伎シリーズをはじめパリ・シャトレ劇場で上演されたオペラ「コックドール」やミュヘンでの「影のない女」など猿之助演出の殆どにおいて演出助手を務めた。平成8年11月に独立。

その後、古典の再勉強をする傍ら、坂東玉三郎主演「夕鶴」で初めて演出を手掛ける。183cmという歌舞伎界で1,2を競う長身を活かしたスケールの大きい立役/敵役を得意とし、また最近は老け役としての出演依頼も多く、コクーン歌舞伎や平成中村座の常連でもある。

■出演スケジュール:

10月 御園座
「十八代目中村勘三郎襲名披露 第四十一回 吉例顔見世」
「連獅子」 僧遍念 
「河内山」 北村大膳
「白浪五人男」 浜松屋幸兵衛

    感想メール待ってま〜す(Joy)


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